ヒノキ花粉が大量に飛散しています

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今日の西門の交差点の桜です。大分散っていますが、まだ十分に花見ができます。
さて、先週からヒノキの花粉が大量に飛散が続いています。
先週後半から「一旦症状が落ち着いていたので薬の内服をやめていたが、また症状がひどくなってきた」と言って来院する患者さんが増えてきました。これはヒノキの花粉の影響だと思います。
「スギとヒノキは違う植物でしょ?」と思う人もいると思います。
ヒノキ花粉とスギ花粉は違うもので顕微鏡でも区別が付きます。ただし花粉の中のアレルギーを起こす成分に共通性があることから、両者の花粉で同じように症状を起こすことも少なくありません。実際にスギ花粉症患者さんの約7割がヒノキ花粉に対するIgE 抗体を持っているので、スギ・ヒノキ花粉症と言った方が適切かも知れません。(「東京都の耳鼻科医による花粉症のページ」:
http://www.tky.3web.ne.jp/~imaitoru/index.htmlより引用しました。このホームページを作成管理している今井透先生とは以前大学病院で一緒に勤務させていただき、大変お世話になった先生です)
よって、まだ症状がひどい人はGW前後まで対策が必要となります。
4月に入り、平日に来院する患者さんは徐々に少なくなってきましたが、まだ土曜日は混雑しております。
以前当院を受診して、診察券に記載している患者番号がお分かりの方は「オンライン受付」が利用できますので、ホームページの「オンライン受付」をご覧の上ご利用下さい。
初めて受診される方はオンラインでの受付ができませんが、直接来院して受付したあとは携帯電話のサイトを利用すれば診察まで後何人なのかわかりますので、待ち時間を待合室で長時間待たずに院外で買い物などをして自由に過ごせます。どうぞご利用ください。