ここ3日間の大雨はすごかったですね。
相模原の花火大会も結局中止になってしまいました。中止は79年以来だそうです。でもこの雨では止むを得ないでしょう。
そして今日は「防災の日」です。昨日は町田市で防災訓練がおこなわれていました。
ところで、この相模原市で大地震が起きたとき自分たちのようなクリニックはどうすると思いますか?大規模な病院は別ですが、当院のような無床の診療所は原則休診にして、医師は近隣の避難所(たいていは小中学校)へ移動し、そこに設営された救護所で待機することになります。
使い慣れた自分の診療所で仕事をした方がいいような気もしますが、無理して自院で患者を診ていても水道や電気などのライフラインが稼動する保障はないですから、そこにとどまるより、ある程度の設備が確保されている避難所で急病や怪我人の診療をしたほうが効率がいいわけです。
でも、途中で道路が寸断されていれば医師が避難所に移動することは出来ません。また避難所に行っても内科・外科・眼科・耳鼻科など全科の医師がいるとは限りません。
日ごろから、常備してある防災グッズや避難用の備品だけでなく、持病があり通院加療中の方は内服している薬の名前などのチェックをお願いします。