未成年の方の診察について(当院からのお願い)

花粉もまだ大量に飛散しています。4月もこの勢いが続くとは思えませんが、ある程度の数の飛散が予想されています。GW前後までは治療を継続することをお勧めします。
さて、今日は当院から皆様へお願いがあります。
もし未成年(20歳未満)の方が来院されるときは、なるべく保護者の方の同伴をお願いします
このように申し上げると「なんで耳鼻科ごときに大人がわざわざ同伴しなきゃいかんのだ?他の耳鼻科ではそんなこといわれなかったぞ!」と不快に感じた保護者のご意見を頂戴することもあります。
これに対する私どもの考えをお話させていただきます。
さすがに小学生ではまず単独で来院する患者さんはいませんし、大学生で下宿して一人暮らしの方は止むを得ませんが、中学生~高校生になると、ときどきご本人だけで受診されることがあります。
もちろん、みなしっかりしたお子様であり、自分で受付手続きや診察での質問応答もきちんと大人同様に対応ができています。
それでも、やはり大切なお子さまを責任を持って診察するからには、保護者の方に病状や治療内容を説明して、了解をいただければありがたいと思っています。
また、「もう高校生なんだから、子供だけで全部説明できます」といって、ご本人だけ診察室にはいり、待合室に残る保護者の方もいますが、当院では一緒に診察室に入っていただき説明をして治療風景を観察していただくようお願いしております。
というのも、診察終了後やご帰宅後に「いつもと治療内容が違ったようでしたが、何故ですか?」とか、「今日は診察だけして帰宅したが、診断書を書いてほしかったのを忘れた」、「希望する薬と内容が違うので、もう一回処方箋を書き直してほしい」という質問やご意見ご要望を後ほどいただくことがときどきあるのです。
お子様にはきちんと診察内容や薬についてはお話しているのですが、当方の説明が十分でないためか、これでは保護者の方にかえって余計な手間や心配をおかけしてしまいます。
また、本来あってはならないことですが、万一ミスが生じそうなときには、保護者の方からそれを注意確認していただき、トラブルを避けることができます。
「お子様1人でおいでになる」ということは、それだけ当院を信頼していただいている、という証なので光栄に思いますし、保護者の方もお忙しいなか時間を割いて一々同伴をお願いするのは迷惑だ、というのは十分承知しております。しかし、昨今の医療をとりまくご時世を考慮していただき、事故防止のためご理解とご協力をお願いします。
さて、花粉シーズンのピークを迎えるため今週末がおそらく「今年一番患者さんが多く来院される日」ではないかと予想されます。大変な混雑が予想されますので、ご迷惑おかけしますがご了承下さい。
以前当院を受診して、診察券に記載している患者番号がお分かりの方は「オンライン受付」が利用できますので、ホームページの「オンライン受付」をご覧の上ご利用下さい。
初めて受診される方はオンラインでの受付ができませんが、直接来院して受付したあとは携帯電話のサイトを利用すれば診察まで後何人なのかわかりますので、待ち時間を待合室で長時間待たずに院外で買い物などをして自由に過ごせます。どうぞご利用ください。